炎炎炎舞の計算こうかも 

「炎炎ノ消防隊 炎舞ノ章」…通称"炎炎炎舞"
その名の通り、炎炎ノ消防隊を原作としたソシャゲです。
シンプルなターン制コマンドバトルで遊びやすい本作ですが、一部スキルの説明には「攻撃力を中アップ」といった感じで、厳密な倍率が書かれていません。 一体どの程度攻撃力が上がっているのか、他にも気になる事がいくつかあったので、色々実験して調べてみました。本記事ではその調査で分かったことをまとめます。
実験内容の詳細は長くなるので割愛させていただきます。
なお、解析等はしていないので情報は確実なものではありません。話半分くらいに読んでください。あとあまり役には立たないと思います。

ダメージ計算式

攻撃によるダメージを決定する式は、恐らく以下のようなものです。 ダメージ計算式(予想) それぞれの数値について、説明します。
攻撃力:攻撃するキャラクターの攻撃力です。
倍率:攻撃の内容によって変わる倍率です。通常攻撃なら0.2倍、説明に「強力なダメージ」などの記載がある特技・必殺技は、恐らく一定の値をとらず攻撃力に反比例します。
攻撃バフ・デバフ他合計:リーダースキルや特技、必殺技などにより付与される攻撃力アップ倍率と攻撃力ダウン倍率の合計です。例えば20%アップ、15%アップ、30%ダウンがかかっている場合、バフ・デバフ合計は
20+15-30=5 より、5%アップ(1.05倍)となります。なお、リンクバーストとクリティカルによる倍率もこの計算に含まれます。
属性倍率:属性相性により決まる倍率です。攻撃する側から見て攻撃対象が有利属性なら1.5倍、不利属性なら0.5倍、どちらでもなければ1倍です。
防御力:攻撃されるキャラクターの防御力です。
防御バフ・デバフ合計:リーダースキルや特技、必殺技などにより付与される防御力アップ倍率と防御力ダウン倍率の合計です。
属性定数:属性相性により決まる値です。攻撃する側から見て攻撃対象が有利属性なら+42、不利属性なら-42、どちらでもなければ0です。

バフ・デバフ効果量

特技や必殺技、敵の攻撃により付与される攻撃力・防御力バフ・デバフの効果量について、ゲーム内では「中アップ」のように曖昧な表現で表されているものがあります。
これらの正確な効果量を求めようとした結果、効果の割合は攻撃力や防御力に反比例すると考えられます。例えば攻撃力のバフだと、
バフ効果量計算式(予想) このように求められます。そしてこの計算に用いられる定数1、2は、基本的にキャラごとに異なります。
一部キャラの攻撃力バフについて効果割合の計算式を作ったので、例として載せておきます。確実なものではなく結構誤差が出るので、ご注意ください。
なお、全て該当特技・必殺技レベル100時点でのものです。 キャラ別バフ効果量計算式(予想)

特技・必殺技・パッシブのレベル

本作ではキャラクターのレベルの他に、特技や必殺技についてもレベルを上げることができます。レベル20ごとに限界突破が必要で、限界突破をするとキャラクターの一部ステータスが上昇します。
しかし、1つのスキルについて限界突破は4回までしか出来ず、レベル80到達時の限界突破が最後になります。では、果たしてレベルを80から100まで上げることに意味があるのか、気になって調べてみました。
その結果、当然ですがスキルのレベルに応じて、効果量が増加することが分かりました。
例えば攻撃力アップの場合、前項にて説明した定数1、定数2の値が増加します。

クリティカル・リンクバースト

攻撃時に発生するクリティカルとリンクバーストについて、それぞれどのくらい効果があるのかを調査しました。
クリティカルは攻撃力50%アップ、リンクバーストは攻撃力25%アップだと思われます。
前項にも書いた通り、これらの倍率は攻撃バフ倍率として扱われ、攻撃バフ・デバフ他合計の値に加算されます。

状態異常持続ダメージ

状態異常のうち、出血、大出血、炎上、大炎上の効果は、毎ターン終了時にダメージを受けるというものです。
このダメージの量を調査した結果、出血と炎上は最大体力の10%分、大出血と大炎上は最大体力の20%分の固定ダメージでした。
また、どの状態異常もダメージの上限が214749と設定されていて、それ以上のダメージは出ないようです。そのため、レイドボスなど体力が極端に高い敵については、どの状態異常でも同じ214749ダメージを与えることができます。恒常ナタクなど、必中で炎上等を付与できるキャラクターなら毎ターン21万越えのダメージが出せます。
しかし、レイドボスに状態異常をかけると進行不能になる不具合が2025年2月時点で確認されているらしいので、レイドでの使用について推奨はしません。

回復量・回復力

一部スキルカードや特技・必殺技等の効果で、「体力回復量アップ」と「体力回復力アップ」というものがあります。
この「回復力」と「回復量」は何が異なるのか気になって調査したところ、どちらも体力回復の効果を受けるキャラクターに付与されていた場合、その効果量が増加するというもので、異なる点は見受けられませんでした。
「体内酸素回復量アップ」と「体内酸素回復力アップ」についても同様の仕様となっているようです。
また、同一の回復量・回復力アップ効果が二つ以上付与されていた場合、増加量は効果倍率の合計でした。例えば、体力回復量が20%アップと体力回復量15%アップが付与されていた場合、
20+15=35 より、増加量は35%になります。

いかがでしたでしょうか。ダメージ計算については、全体的に面倒くさいことは確かなのでやらないことをお勧めします。編成を変えながら何度か出撃して調整した方が多分はやいし正確です。
それと属性に関する計算については特に自信がないです。あまり信用しないでください。じゃあ何故書いたんだって感じですが本当に何故でしょうね。仕方ないでしょう。ブログなんですし。
冒頭にも書いた通り、これらの情報は確実なものではありません。ご了承ください。
また次の記事でお会いしましょう。